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エッジワース・カイパー・ベルトEdgeworth-Kuiper Belt

Edgeworth-Kuiper Belt
海王星(30天文単位)より遠くの領域に広がる空間で、多くの小惑星が存在し、また短周期の彗星の供給源にもなっている。その外縁はだいたい500天文単位くらいで、その外側はオルトの雲である。

 エッジワース・カイパー・ベルトの存在はKenneth Edgeworth(1880-1972)の研究で短周期彗星の巣として予測されたものである。Gerard Kuiper(1905-1973)も短周期彗星の源について研究しているが、彼は冥王星を彗星の母惑星と考えるなど予想が外れている。従って、この領域を「エッジワース・ベルト」と略すのは構わないが「カイパー・ベルト」と略すことについては私は反対である。

 エッジワースカイパーベルトの実在は1992QB1の発見により確認された。その後、この領域には多数の巨大な小惑星が見つかっており、QuaoarやIxionなどのように直径が1000kmを越えるものもある。そのうち冥王星(直径2000km)より巨大なものも見つかるであろうといわれており、現在では冥王星自体もエッジワース・カイパーベルトに所属する小惑星であると考える人が多い。冥王星にキリの良い小惑星番号を与えようという動きもある。海王星の衛星のトリトン(直径2700km)も元々はエッジワースカイパーベルトの小惑星であったと考えられ、現在のところ、このトリトンが最大のエッジワースカイパーベルト天体である。

 なお外部小惑星帯と呼ぶ人もいる。


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