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概要サインは天を12分割したものだが、360分割したのがサビアンである。これは1925年にアメリカの占星術研究家ジョーンズがフィラーという女性と一緒に行ったチャネリングに端を発している。
サビアンシンボルの例
サビアンについて詳しいことはサビアンについて
チャルベルのシンボル360度分割の発端は実はチャルベル?(Charubel, 1826.11.09-1908))という人である。彼は19世紀末に360度の各度数に吉凶があるのではないかと考え、色々研究の結果、360度の吉凶表を作ってみた。しかしその後、各度数の象意にはあまり吉凶はないのではないかと考え直して、もっとニュートラルなシンボリズムに書き改めた。これが現在チャルベルのシンボルとして知られるものである。彼はこの新バージョンにも不満があり、再改訂を考えていたが、実行する前に亡くなってしまった。 この試みに注目したのがアラン・レオで、彼はCharubelの成果を自身の編纂した占星学教科書の中で紹介した。おかげでCharubelの努力は埋没を免れたのであった。
サビアンの誕生このレオの教科書を読んで360度分割に興味を持ったのがジョーンズであった。 彼はこのシンボルは再調査の必要があると考え、たまたま Elsie Wheeler(1887.09.03-?) という優秀なチャネラー(霊媒)を知っていたので、1925年のある日、彼女を自動車でサンディエゴの公園に連れて行き、外部からの邪魔が入らない静寂な環境の中で360度ひとつひとつの度数について霊視をさせた。フィーラーは強度の関節炎を患っており、ほとんど身体を動かせない状態であったため、この試みは車の中で行われた。 この方法がジョーンズの著書に書いてある。あらかじめ360度の度数を書いた紙を用意しておき、この紙の裏側の『真っ白な面』を『ランダムに』フィーラーに見せて、そこで何が見えたかを言ってもらい、急いでその紙に書き留めるという作業をしていったものである。 ジョーンズはここで得られたシンボリズムをチャルベルのシンボルと比較してみたところ、特に矛盾していないという結論に達した。また霊視はランダムな順序でおこなったにも関わらず、本来の順序に並べるときれいなストーリーもできていた。そこで彼はこれは使えると判断、友人や弟子たちと共にこのシンボルの研究を始める。「サビアン(sabian)」という名前はこの研究グループの名前であり、古代のメソポタミアの神話に由来するものである。
ルディアの参加音楽家兼占星術師として20世紀の占星術の旗手のひとりであったルディアは1930年頃にこのサビアン研究会に興味を持ち、ジョーンズと文通する内に、意気投合しジョーンズに「自分の後継者だ」と言わせるまでに至る。 彼は自分の独自の解釈を加えた新しいシンボルの体系を発表する。これは芸術家らしくビジュアルで美しいのでファンが多い。 しかし当時ルディアの他にも何人もこのような「改訂版サビアン」を作った人がおり、ジョーンズは「元のシンボル」も残しておく必要があると考え、1956年になってから初めてオリジナルのサビアンの体系を出版した。
日本への紹介日本にサビアンを紹介したのは直居あきらである。また松村潔?の「神秘のサビアン占星術(1991)」で広く一般にも知られるようになった。
3種類あるサビアンシンボル
現在サビアンシンボルと呼ばれるものは事実上3種類が流布している。
ルディアのが2種類あるがこれは1936年版が本人もさすがに「解釈のしすぎだった」と反省し、もう少し抑制的なものに変更したのが1973年版である。実際の各々のシンボルを見た場合、たとえば牡羊18度のシンボルは などとなっている。
サビアンの本
Marc Edmund Jones「Sabian Symbols in Astrology」1956, Aurora Press まずは日本語訳でという方は下記の本が参考になる。
直居「定本サビアン占星学」1997,魔女の家BOOKS (1973ルディア版)
おおもとのCharubelのシンボルは下記に記載されている。
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