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ドラゴンdragon

dragon
月の軌道(白道)と太陽の軌道(黄道)の交点。つまり月の昇降点である。ノード(node)とも。

 太陽と月がこの交点付近で合(コンジャンクション)になると黄緯が近いため月が太陽を覆って日食が生じる。また衝(オポジション)になった場合は太陽による地球の影が月に映って月食となる。このため、ドラゴンは古来より天文計算の上でひじょうに重要視されてきた。
 
 ドラゴンという名前も龍が太陽や月を飲み込むという意味がある。黄幡という名前もあるが、これは黄色い(見えない)旗で太陽や月が隠されるという意味である。ドラゴンをあらわす名前は様々であり、下記にその一例をあげる。記号はドラゴンヘッドが DragonHead ドラゴンテイルが DragonTail 

月が上に横切る点月が下に横切る点
昇交点 ascending node降交点 descending node
北節 north node 南節 south node
龍頭 dragon head龍尾 dragon tail
正交 中交
計都(けいと) ケトゥー羅睺(らご) ラーフ
豹尾(ひょうび) 黄幡(おうばん)
アナビバゾン カタビバゾン

 ※これらは全て歴史的・地域的に意味が逆転しているものが多い。現代インド占星術でもラーフがヘッドで、ケトゥーがテイルである。計都は月の遠地点(リリス)あるいは彗星の意味だった時期もある。黄幡はドラゴンテイルというよりは双方のドラゴンを指すことばとして使用されることも多い。

 ドラゴンヘッドとドラゴンテイルは6793.477日(18.6年)を周期に黄道上を逆行する。厳密にいうと、ドラゴンには、月の正確な位置から算出される true node と、月の平均位置から計算される mean node とがある。ミーン・ノードは毎日約0.05度の速度で常に逆行する。しかし最近はtrue nodeのほうを使用する人が多い。

 ドラゴンは一般にカルマを表わすとされ、ドラゴンヘッドが前世から受け継いだ幸運、ドラゴンテイルが前世から受け継いだ課題を表わすと言われる。しかし、エバーディンはドラゴンは社会との交流を表わす点であると述べた。


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